わたしを離さないでの感想をブログにまとめてますが・・・ [ドラマ]
わたしを離さないでの感想をドラマ放送が始まる前からブログに書いているのですが
毎回ドラマ放送後は切なすぎるを通り越して、やり場のない気持ちで重くなります。
今回も“一斉提供”やら“解体”やらとんでもないキーワードが出てきて言葉を失いました・・・
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● 真実と再会する恭子
「ホワイトマンション」というコテージに移動した真実に会いに行った恭子。
その際コテージの世話をしている男性から
「脱走したりするなよ。そんなことしたら一斉提供になるからな。つまり解体だよ!」
と言われる。
解体って人に対して使う言葉じゃないし、
そもそも命があるものに使う単語ではないだけに
改めて自分たちは人間として見てもらってないんだとショックを受ける。
● 息の詰まるコテージでの生活からしばし脱出
久しびりに昔の友達に再会した時の恭子の顔は
泣いているのか笑っているのか分からないような笑顔。
この満面の笑顔はコテージで孤立し孤独感でいっぱいだった事の表れのような気がして却って切なくなる。
真実がクラス「ホワイトマンション」は団地風で規模も大きく
恭子たちが暮らすコテージとは雰囲気からして全く違う。
時代が違うんじゃないか?
というくらい電化製品はじめあらゆるものが古めかしい恭子たちのコテージ。
でもホワイトマンションでしゃ若者たちはみんな(一見して)楽しく生き生きと暮らしている学生みたい。
この大きな違いはなんだ?とおもうくらい違う。
恭子も「なんか、いいなぁ~、ここ」と心底羨ましそう。
● 生きがいを見つけた真実
コテージ内のサークル活動で真実はやりがいのあることを見つけていた。
その活動とは・・・
❝生存の自由をナゼ奪わなければならないのか?
我々は生まれながらにして不当に抑圧を受けている
一致団結し権利を勝ち取らなければならない!
自分の未来を自分で決められないこの不条理をおかしいとは思わないか!
戦え同志! 基本的人権を勝ち取ろう!
声をあげ、戦うときが来た。
我々にも「人として生きる」権利はある。
我々に個人としての尊重を
我々に生命の尊重を
我々に自由と幸福を追求する権利を!
我々が生きることが公共の福祉に反するというのか?
人間として生きる権利を!!!
人間の身勝手の為に我々の命を使わせない!
我々にも意志があり、生きていくのだ!!!❞
学生運動のような思想運動に驚いた恭子は
「こんなことをやってる人たちがいるなんて知らなかった」と、ちょっと引き気味。
こういった反抗精神が養われないように育てられてきた彼らには
こういう思想的な運動は起こらないと思っていたけど
ここのホワイトマンションの人たちはちょっと違う感じ。
真実は臓器提供なんて役割を押し付けられてるのは絶対に間違っている!と強く主張するものの
恭子は「でも私たちがいるから助かる命がある」と自分の役割はあくまで臓器を提供することにあるんだと主張。
従順にシステムに従っていれば少しでも長く生きられると考える恭子は
熱く語る真実に「わたしそろそろ行かないと、解体されちゃうし・・・」とポツリという。
マグロじゃあるまいし“解体って”・・・とまたしても切なくなる。
● 驚愕の事実
あんまり考えなかったけど「臓器提供者」として作られた彼らは
生殖能力がはく奪されていて、元の細胞から複製されるときに
あらかじめ子供が出来ないように操作されているらしい。
本当に臓器を提供するためだけに生きているんだ
という事がさらに強調されたみたいで心が痛む。
他にも男女の色恋など「人間としての生(性)」を強く求め、
生きていることを実感しようとする第4話。
人間の本能の欲求みたいな部分が強く描かれていて
それを求めれば求めるほど「手に入らない」という事の裏返しのような気がしてやりきれない。
恭子が意を決して友彦に「友は好きって言ってくれない?」と尋ねたにも関わらず
タイミングやら、美和の事やらいろいろあって煮え切らない。
見ていてイライラ、イライラ。
孤独感の極みに達した恭子は「このまま一人で終わるのはイヤ」と
友彦ではない男性の元へ走ってしまう・・・
想像を絶する孤独感。
あんなに腹の立つ美和でさえも自分を必要としてくれるならと恭子はずっとそばにいることを決意
「くだらない女だ。だけど、これほどまでにわたしを求めてくれる人間が他にいるのだろうか?」
「わたしにはもう、この女しかいないのだ」
と、諦念感に満ちた冷酷な現在の恭子は思うのです。
あのコテージでの純粋で無垢な恭子ちゃんはどこへ・・・
● 陽光学苑には大きな謎があった!?
第4話の最後の校長先生と龍子先生のやり取りのシーン。
龍子先生は教師になる以前はコテージにいる提供者たちを支援する団体の人で
陽光学苑の校長先生とは相反する立場にいるのかと思ったけど
もしかしたら、今後はこの二人が同じ方向性を持ったキーパーソンになるかもしれない?
陽光学苑にさらに大きな謎があることを龍子先生は見つけ出した様子。
今後はドラマ版オリジナルの設定も組み込まれてくるようで
原作ファンにも目の離せない展開となっていくようです!!
● 金曜ドラマ『わたしを離さないで』特別美術展
開催時期: 2月11日(木)~2月29日(月)
時間: 8:30~20:00(平日)、10:00~19:00(土日祝)
場所: TBS放送センター1Fスペース(港区赤坂5-3-6)
展示内容: 視聴者から募集した絵画(プロデューサーが先行した有鬚作品)、ドラマスチール、劇中衣装など。
※ 入場無料
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毎回ドラマ放送後は切なすぎるを通り越して、やり場のない気持ちで重くなります。
今回も“一斉提供”やら“解体”やらとんでもないキーワードが出てきて言葉を失いました・・・
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● 真実と再会する恭子
「ホワイトマンション」というコテージに移動した真実に会いに行った恭子。
その際コテージの世話をしている男性から
「脱走したりするなよ。そんなことしたら一斉提供になるからな。つまり解体だよ!」
と言われる。
解体って人に対して使う言葉じゃないし、
そもそも命があるものに使う単語ではないだけに
改めて自分たちは人間として見てもらってないんだとショックを受ける。
● 息の詰まるコテージでの生活からしばし脱出
久しびりに昔の友達に再会した時の恭子の顔は
泣いているのか笑っているのか分からないような笑顔。
この満面の笑顔はコテージで孤立し孤独感でいっぱいだった事の表れのような気がして却って切なくなる。
真実がクラス「ホワイトマンション」は団地風で規模も大きく
恭子たちが暮らすコテージとは雰囲気からして全く違う。
時代が違うんじゃないか?
というくらい電化製品はじめあらゆるものが古めかしい恭子たちのコテージ。
でもホワイトマンションでしゃ若者たちはみんな(一見して)楽しく生き生きと暮らしている学生みたい。
この大きな違いはなんだ?とおもうくらい違う。
恭子も「なんか、いいなぁ~、ここ」と心底羨ましそう。
● 生きがいを見つけた真実
コテージ内のサークル活動で真実はやりがいのあることを見つけていた。
その活動とは・・・
❝生存の自由をナゼ奪わなければならないのか?
我々は生まれながらにして不当に抑圧を受けている
一致団結し権利を勝ち取らなければならない!
自分の未来を自分で決められないこの不条理をおかしいとは思わないか!
戦え同志! 基本的人権を勝ち取ろう!
声をあげ、戦うときが来た。
我々にも「人として生きる」権利はある。
我々に個人としての尊重を
我々に生命の尊重を
我々に自由と幸福を追求する権利を!
我々が生きることが公共の福祉に反するというのか?
人間として生きる権利を!!!
人間の身勝手の為に我々の命を使わせない!
我々にも意志があり、生きていくのだ!!!❞
学生運動のような思想運動に驚いた恭子は
「こんなことをやってる人たちがいるなんて知らなかった」と、ちょっと引き気味。
こういった反抗精神が養われないように育てられてきた彼らには
こういう思想的な運動は起こらないと思っていたけど
ここのホワイトマンションの人たちはちょっと違う感じ。
真実は臓器提供なんて役割を押し付けられてるのは絶対に間違っている!と強く主張するものの
恭子は「でも私たちがいるから助かる命がある」と自分の役割はあくまで臓器を提供することにあるんだと主張。
従順にシステムに従っていれば少しでも長く生きられると考える恭子は
熱く語る真実に「わたしそろそろ行かないと、解体されちゃうし・・・」とポツリという。
マグロじゃあるまいし“解体って”・・・とまたしても切なくなる。
● 驚愕の事実
あんまり考えなかったけど「臓器提供者」として作られた彼らは
生殖能力がはく奪されていて、元の細胞から複製されるときに
あらかじめ子供が出来ないように操作されているらしい。
本当に臓器を提供するためだけに生きているんだ
という事がさらに強調されたみたいで心が痛む。
他にも男女の色恋など「人間としての生(性)」を強く求め、
生きていることを実感しようとする第4話。
人間の本能の欲求みたいな部分が強く描かれていて
それを求めれば求めるほど「手に入らない」という事の裏返しのような気がしてやりきれない。
恭子が意を決して友彦に「友は好きって言ってくれない?」と尋ねたにも関わらず
タイミングやら、美和の事やらいろいろあって煮え切らない。
見ていてイライラ、イライラ。
孤独感の極みに達した恭子は「このまま一人で終わるのはイヤ」と
友彦ではない男性の元へ走ってしまう・・・
想像を絶する孤独感。
あんなに腹の立つ美和でさえも自分を必要としてくれるならと恭子はずっとそばにいることを決意
「くだらない女だ。だけど、これほどまでにわたしを求めてくれる人間が他にいるのだろうか?」
「わたしにはもう、この女しかいないのだ」
と、諦念感に満ちた冷酷な現在の恭子は思うのです。
あのコテージでの純粋で無垢な恭子ちゃんはどこへ・・・
● 陽光学苑には大きな謎があった!?
第4話の最後の校長先生と龍子先生のやり取りのシーン。
龍子先生は教師になる以前はコテージにいる提供者たちを支援する団体の人で
陽光学苑の校長先生とは相反する立場にいるのかと思ったけど
もしかしたら、今後はこの二人が同じ方向性を持ったキーパーソンになるかもしれない?
陽光学苑にさらに大きな謎があることを龍子先生は見つけ出した様子。
今後はドラマ版オリジナルの設定も組み込まれてくるようで
原作ファンにも目の離せない展開となっていくようです!!
● 金曜ドラマ『わたしを離さないで』特別美術展
開催時期: 2月11日(木)~2月29日(月)
時間: 8:30~20:00(平日)、10:00~19:00(土日祝)
場所: TBS放送センター1Fスペース(港区赤坂5-3-6)
展示内容: 視聴者から募集した絵画(プロデューサーが先行した有鬚作品)、ドラマスチール、劇中衣装など。
※ 入場無料
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2016-02-09 15:10
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